小麦生産、倍増の180万トンに=20年度目標−農水省(時事通信)

 農林水産省は11日、10年後の2020年度の主要農産物の国内生産目標を固めた。輸入品が9割超を占める小麦は、北関東、西日本を中心にコメとの二毛作を拡大するほか品種改良も進め、08年度の2倍に当たる180万トンとする。農産物ごとの目標は、農業政策運営の基本指針として月内に策定する「食料・農業・農村基本計画」に反映する。
 また、パンやめん類の原料に使う米粉用米と飼料用米の生産目標は、合計120万トン。用途に適した品種の増産や貯蔵施設の整備を通じ、08年度の1万トンから大幅な上積みを図る。
 今回の基本計画では、食料生産のうち国産でまかなっている比率を示す食料自給率(供給熱量基準)を、08年度の41%から20年度に50%に引き上げる方針。その一環として、輸入小麦から国産小麦と米粉への転換を進める考えだ。 

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